初心者アングラー必見! カバーネコリグで春の魚を攻略しよう
皆さんこんにちは。伊藤雄大です。
4月に入りいよいよ最高のシーズンが迫ってきましたね。
今回はカバーネコリグを紹介していきます。
カバーネコというのはこんなリグです。
ストレートワームにカバー用のマスバリを組み合わせ、ワームの頭に0.9∼2.5gのネイルシンカーを刺したリグになります。
このリグは障害物に強く根掛りしづらい&食わせ性能も◎とかなり便利です。
春の間、太陽光が強くなり表水温が上がると表層付近の水は暖かく、ボトム付近の水は冷たい状態によくなります。追い炊きをしたお風呂の表層の水だけ熱いイメージですね。
そうなるとバスは表層の暖かい水を求めて次々と浮き出します。雑誌等で「バスがサスペンドしている」みたいな表現をよく見ますが、まさにこの状況です。
この浮いたバスに有効なのがカバーネコになります。
狙うのはカバーネコの名からピンとくるかと思いますが、この写真のようなブッシュがベストです。
護岸されていてブッシュが少ないフィールドでは、護岸の割れ目等から生えているちょっとした草の下にもバスが着いているのでそのようなポイントを狙ってみて下さい。
使い方は簡単
1.中吊りになるように枝や草にラインをまたいでキャスト
2.センチ程度沈ませてから5秒シェイク
3.水深の半分程度まで沈めて5秒シェイク
4.ボトムまで沈めて5秒シェイク
5.回収
このような感じで、1スポットを大事に繊細に釣っていくイメージになります。
キャストに時間が掛かるのが難点ですが、スローに誘えるのでハイプレッシャーフィールドでもバスに口を使わせやすいです。またラインが張った状態でリグを操作するので「コンっ」というバイトを感じやすく、初心者アングラーにもオススメのリグになります。
最後にカバーネコ用タックルを紹介します。
ロッドはアルカンセロッドジグワームALC–JW69MHST。
高弾性カーボンを採用した軽量ブランクスで、繊細なシェイクが出来る操作性と、バスをカバーの中から寄せてくるパワーを兼ね備えています。
高弾性素材のロッドは感度も良いですが、バスも違和感を感じてワームを吐き出しやすくなってしまう弱点があります。
JW69MHSTではティップ部分に低弾性のソリッド素材を用いることで、高弾性ブランクスの良さを最大限引き出しつつ、しっかりとバスに食い込ませられる仕様となっています。
(中層でのシェイク中にワームを吸い込んだグッドサイズ)
リールはアルカンセリールのHSかXSがベスト。
一台のリールで色々なルアーを使いたいならHS、カバーネコやテキサスリグ等のワーム系の釣りに特化させたいならXSを選べば間違いありません。
カバーネコはリグの総重量が軽めになるので、リールオイル選びも重要です。
スプールを支持するベアリング2か所にF–0 PROナノフィネスを定期的に注油して下さい。
近距離のキャストがスムーズになり、より正確にスポットを狙えるようになります。
ラインは12∼14ポンドのフロロカーボンラインを巻いて下さい。
(魚のアベレージサイズで12と14ポンドラインを使い分けよう)
カバーネコはとても便利なリグです。
是非チャレンジしてみて下さい。
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