2019年11月 釣果レポート

written by 臼井克昌


ふと気がつくと一気に日照時間が短くなり急に寒くなってしまったという感じですが、琵琶湖南湖には、いくつかの台風が到来しました。
例年に比べると夏に育ったウィードが多く残っている状態で藻狩の影響もあるのか、良さげな場所をさがすのが困難な上、ひと通り台風が過ぎ去り、まとまった雨も降ることがない今の時期は流れの少ない状態で水質も悪化して非常に厳しい状況になっています。


そんな中ですが、私が琵琶湖を楽しんでいるタックルを紹介します。

リグは、リーダーを長い目にとったキャロライナリグです。
季節のベイトは、ワカサギ、アユ、ワタカなどですが、最後の台風以降ベイトのいる場所も特定するのが難しく良いウィードエリアも小さいスポットであることが多くスピニングリールを使用したライトリグでネチネチやっていてもあまりににも効率が悪いため、より多くのサーチができるよう、5gから7gシンカーを使ったこのリグを使用します。
また、まだしっかりした茎のあるウィードが多く残っているエリアを釣っていく上でライトリグではラインブレイクされてしまう場面でも問題なく魚を手にすることができ手返しも早いので気持ちよく釣りが楽しめます。


ALCANCE RG–Cを使用する事で、5gシンカーにロングリーダーのワカサギ、アユサイズの小さいワームをセットしたリグのキャストがトラブルなく快適に繰り返しやり続けることができます。


ウィードの残っているエリアでのロッドは、ALC–JW69MHSTを使用します、操作はリアクション気味で早めですが、物に当たった時の操作性の良さとバイト時の食い込みの瞬間には、ソリッドティップが心地よく絶妙にイイ仕事をしてくれます。
ちなみに水深10mを超えるディープレンジでは、3/4から1ozのシンカーを使用しますが、水中でゆっくり丁寧に操作することを優先したいので、ALC–V610Mを使用しています。

魚のサイズは選べにくいですが、厳しい状況の中でも多くの魚を触ることができ、手返しの早い釣りなのでガッツンとくるバイトが多く気持ちよく週末の釣行を楽しんでいます。