プロトロッドも進行中

皆さんこんにちは、伊藤雄大です。

発売以来多くの支持をいただいているアルカンセロッド。
現状では厳選した6アイテムのみのラインナップですが、さらなるゲームの細分化を進めるべく、新たな番手の開発も着々と進めています。
今回はそのテスト釣行の模様をお届けします。

今回テストしたのは68M–STプロトと75XHプロトの二本。
この2本を持って、奈良県の布目ダムに行ってきました。


68M–STは現行の69MH–STのフィネスバージョンという位置づけで開発しています。
69MH–STよりワンランクパワーダウンしたブランクを採用し、軽量のネコリグや3.5gのライトテキサス等、カバーに絡める釣りの中では最もフィネスな領域をしっかり攻め切るロッドにするべく、テストしています。
番手のSTはソリッドティップを意味し、抜群の喰い込みを実現しています。
ロッド本体部分に必要なパワー感を残しつつ、喰い込みを良くするにはやはりソリッドティップは欠かせません。

今回はワームフィッシングではなく、メタルバイブに使用してみましたが予想以上の相性の良さを見せてくれて、10mラインのディープからナイスサイズをキャッチできました。

(ディープのメタル戦略にもマッチする高感度ロッド)


75XHはシリーズ最強モデルを目指し、ヘビールアー&ヘビーカバーでの使用を前提にしたモデル。フロロの20∼25ポンドを使い切れる粘り強く強靭なブランクを持っています。

ガチガチに硬いだけのロッドはキャスト時のアングラーの負担が増えてしまいますが、75XHは曲げる程に粘る柔軟性も併せ持っているので、長時間集中してゲームを続けられます。

(ビッグベイトの岸際ジャークでヒット)


今回はZPIプロトラバージグ&ポークでのカバー撃ち、スライドスイマー175での岸撃ちでそれぞれビッグサイズのバスをキャッチ。

ファイト時のパワーももちろん十分で、バスに主導権を与えずにランディングまで持ち込めました。

(ZPIプロトラバージグで太い一発)


少しずつ改良を重ね、仕上げていきますのでご期待下さい。

タックルデータ

  • メタルバイブ
  • アルカンセ68M–STプロト
  • アルカンセRG–C XS
  • PE0.8号+フロロリーダー2.5号

  • ビッグベイト&ジグ
  • アルカンセ75XHプロト
  • アルカンセ XS
  • フロロ20ポンド