ALCANCE ROD

全てはキャストから始まる

バスフィッシングでは狙ったスポットにどれだけルアーを正確にキャストできるかが釣果に直結する。
これはZPIがバスロッドを作るにあたり最初に着目した点だ。
キャストのしやすさはリールの回転性能だけで決まるのか。答えは否である。
ロッドがルアーの重みを受け止め、弾き出す。リールの仕事はその弾き出されたルアーの飛行を邪魔せず速やかにラインを送り出すだけとも言えるだろう。
最終目的である「釣る」から逆算し、各モデルに必要な強さ、テーパー、各種パーツのベストセッティングを導き出す作業も並行して行った。途方に暮れるほどの作業と試行錯誤の果てに遂にアルカンセロッドは完成した。

特別な素材など
何一つ使用していない
だがキャストが決まり
ルアーを意のままに操り
バイトを感じ取り
フッキングを決め
バラさずランディングする
基本的な性能を
ひたすら純粋に追求し続けた

■アルカンセロッドは3つのカテゴリー別にロッドの仕様を分類

それぞれの釣りで多用されるキャスト、使われるルアーの重量や空気抵抗を考え、全てのモデルに正確なキャスト性能を持たせる事を最重要テーマとした。

バーサタイルモデル 幅広いルアーやシチュエーションに対応
ジグ&ワームモデル ワームリグ全般やジグ系ルアーに特化
ファーストムービングモデル スピナーベイト等のワイヤーベイトやスイムジグに最適

VERSATILE – バーサタイルモデル

ALC–V610M

プラグからワームまで、8∼20g前後のルアー全般に対応するバーサタイルロッド。
しなやかなティップにルアーの重みを乗せてスムーズにキャストができる。
オカッパリでの使用も重視し、抜き上げに必要十分なバットパワーと、オーバーヘッドでの遠投に有利な6フィート10インチの長めのレングスを持つ。
シリーズの基本となるミディアムロングバーサタイルロッド。

V610M – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

V610MとV72MH、バーサタイルシリーズのこの二本はロケも含め、オカッパリに行く際は絶対に外せません。バスのアベレージサイズやカバーの濃さでラインの太さを決めますが、10∼12ポンドはV610M、14∼16ポンドを使う場合はV72MHで使い分けています。
ワーム、プラグ問わず万能に使えるので便利ですね。器用貧乏という感じが全くないのも良いところで、どんなルアーでもかなり高いレベルで使いこなせる優等生です。
ボートでも、他のロッドにメインで使いたいルアーを結びっぱなしにしておいて、色々試したいことはV610Mで一通りやるみたいな使い方もできるので頼りになります。
ティップのしなやかさによってノリが良いので、シャロー∼ミディアムクランクとの相性も良く、なんだかんだで一年中出番の多いロッドです。

ALC–V72MH

V610Mと並び、シリーズの中核をなすパワーバーサタイルロッド。
1/2オンス∼178mmクラスビッグベイトまでのプラグ全般、5/8オンス以下のシンカーを使ったワームリグ各種や、5インチ前後のシャッドテールノーシンカーまで幅広く対応。
強烈なフッキングを決める強いバットと、キャストを正確にするためのしなやかなティップを併せ持つ設計。7.2フィートの長さを活かした遠投にも対応。

V72MH – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

このロッドは16ポンドラインと組み合わせて使うケースが多いです。
私がメインフィールドとしている関西圏ではオカッパリからボートまで一番使用頻度の高いモデルといえます。ビッグベイトや大き目のハネモノ等のプラグ類、3/8オンス前後のジグ、4インチクラスギル型ワームのライトテキサス等、強いフッキングが必要な釣りとは特に相性が良く、長さを活かしたロングストロークのフッキングがキマります。
重いルアーをバックハンドで投げる際には、長めに設定されたグリップエンドを肘に当ててキャストするとコントロールしやすく、手首への負担も減らせて良い感じです。

JIG&WORM – ジグ&ワームモデル

ALC–JW69MHST

7gシンカーまでのワームリグ全般、ノーシンカーリグ、フットボールジグにベストマッチする。
軽量リグを意のままに操作し、タフコンディション下でのバイトを感じ取るため、キレのある高弾性ブランクスを採用。ソリッドティップを組み合わせることで、アングラーはバイトに気が付くが、バスには違和感を与えずに喰い込ませることを可能にした。
ティップ部のガイドの小型化と、高弾性ブランクスとの相乗効果により繊細なシェイクを軽快に続けられる。

JW69MHST – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

このロッドは最初の6本の中では最もクセがあるというか、個性的な一本です。
ロッド全体はシャキッとしていますが、ティップはあえてダルさを残してありますね。
ソリッド部も決して柔らかい訳ではないですが、反発がゆっくりなのでそう感じます。
この反発の弱いティップはやっぱりバスにも違和感を与えないみたいで、コンディションの良いフィールドだと本当にワームを離さない。シビアなフィールドでも、フッキングに必要な「間」を稼いでくれる感覚があります。
喰い込みの良さというメリット以外にもう一つソリッドティップの利点と私が感じているのが、ウィードやアシのような柔らかいカバーとの相性の良さ。カバーにワームがまとわりつくように繊細に操作しやすく、生き物っぽさを演出できるから間違いなくバイトが増えます。
ライトテキサス、ヘビダン、リーダーレスダウンショット、カバーネコ、ノーシンカー、フリーリグ、フットボールと幅広いワーム系リグに対応できる守備範囲の広さも魅力です。タフコンディションではなくてはならないロッドです。

ALC–JW70H

カバーコンタクトを主軸に開発された一本。
1/2オンス以上のヘビージグや3/4オンステキサスリグをたとえ枝越しでも思い通りに操作できるよう、ティップまでパワーの漲るテーパーデザイン採用。
水面とオーバーハングの僅かな隙間を撃ち抜くために、取り回し重視のショートリアグリップを装着。これにより正確なフリップを繰り返すことを可能にした。

JW70H – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

同じジグワームカテゴリーのJW69MHSTとは全く性格の異なる一本です。
あちらが柔だとしたら、こちらは剛。
ロッド先端までビシッと硬く「THEジグロッド」という仕上がりになっています。
立木、ウッドチップ、ごちゃごちゃしたツタ等、通常のロッドでは躊躇してしまうヘビーカバーが得意なステージです。短めのグリップ∼長過ぎない7フィートジャストのブランクスで、オーバーハングの下に潜り込んでのアプローチでも軽快にロッドを捌けます。
#5/0∼#7/0の特大フックのフッキングもこのロッドならバッチリ決まるので、5インチクラスギル型ワームや、8インチクラスシャッドワームにもオススメですね。
ラインは20ポンド一択で間違いありません。

FAST MOVING – ファーストムービングモデル

ALC–FM66M

スピナーベイト、バズベイト、チャターベイトといったシングルフックを持つルアーの使用に主眼を置いて開発された。
6.6フィートの過不足無い絶妙なレングスで最速の手返しを実現。長時間サイドキャストを繰り返しサーチしていける。
太軸のシングルフックを一撃で貫通させる強さを持つブランクスはキャスト時やファイト時にはスムーズに曲がりアングラーをアシスト。
取り回しを重視した短めのグリップにより、テンポの良いゲームを約束する。

FM66M – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

最初手にした印象はちょっと硬いかな?と思いました。だけどフィールドに出たらそのイメージはすぐに無くなりました。スピナベやチャターって結局他のハードルアーでは根掛りしてしまうようなカバー際を攻めてこそ真価を発揮するルアーじゃないですか。カバー際を攻めていくと、ちょっとした草や枝がルアーにまとわりついてくる。そんな時にパッと切ってかわして行けると断然リズムが良い。
強風下で使う場面も多いルアーですが、フッキングの瞬間に横風でラインのたるみが出ているとフッキングパワーも伝わりにくい。その辺を突き詰めていくと、やっぱりこの強さが必要なんだなと感じました。1/2オンス以下のスピナベ、バズベイト、チャターはこのロッドで全てイケちゃいますね。
110∼130mmクラスのミノーでジャーキングしてみたり、PE3号と組み合わせて近年流行のコンパクトフロッグをやってみたりと、ボートデッキに一本あると色々便利なロッドです。

ALC–FM71MH

パワー系ファーストムービングに特化したロッド。
中低弾性のトルクフルなブランクスを採用。1/2オンス∼マグナムクランクまでのルアーの重量をブランクス全体でしっかりと受け止め、弾き出せるテーパーデザイン。
これにより長時間疲れ知らずでフルサイズルアーを遠投し続けられる。
セミロンググリップはキャスト時のアシストはもちろん、巻き抵抗の強いルアーのリトリーブ時にもアングラーをサポート。

FM71MH – タックルインプレッション by 伊藤雄大 

巻きのスペシャルロッドですね。ロッドアクションが必要なルアーに使用するケースはほぼ無し。リトリーブでバスを探していく専用ロッドです。
リールはアルカンセLS(ギア比5.6:1)との組み合わせが最高です。マグナムクランク、ディープクランク、ヘビーチャター等の巻き抵抗の強いルアーもこの組み合わせならスイスイ巻けて疲れません。
疲れないから長時間続けられる=釣れる確率が上がります。
強いロッドですがバスが掛かってからはロッド全体がキレイに弧を描いてファイト出来るので、バラシが極端に少ないのも特長。なのでバイブレーションやスイムジグとの相性も◎です。


SPEC – スペック

品名 全長 仕様 ルアーウェイト ライン 価格(税抜)
ALC–V610M 2.08m グリップ着脱タイプ 1/4 ∼ 1oz  8 ∼ 14lb ¥37,000
ALC–V72MH 2.18m 3/8 ∼ 1½oz 12 ∼ 20lb ¥38,500
ALC–JW69MHST 2.05m 1/4 ∼ 1oz  8 ∼ 16lb ¥37,000
ALC–JW70H 2.13m 3/8 ∼ 2oz 14 ∼ 25lb ¥38,500
ALC–FM66M 1.98m 1/4 ∼ 3/4oz  8 ∼ 14lb ¥37,000
ALC–FM71MH 2.16m 1/2 ∼ 2oz 12 ∼ 20lb ¥38,500

ROD SIGN – ロッド記号

ex ) ALC – JW 69 MH ST
ALC = モデル名(アルカンセ) JW = カテゴリー名(ジグ&ワームモデル) 69 = レングス(6フィート/9インチ) MH = パワー ST = ソリッドティップ

V = バーサタイルモデル / JW = ジグ&ワームモデル / FM = ファーストムービングモデル
表が隠れている場合は左右に動かすことができます。



製品のデザイン/仕様/外観は予告なく変更する場合がございます。