アルカンセリール『キャストフィールの秘密』

皆さんこんにちは。伊藤雄大です。
いよいよGWですね。皆さん釣行予定はバッチリでしょうか?
4月の発売以来大好評のアルカンセリール。
今回はそのアルカンセのキャストフィールの秘密を紹介します。

各地の試投会や実際に購入されたユーザーの皆さんからアルカンセのキャストフィールについて様々な意見を頂いています。
その中でも特に多く聞くのが
「ラインがスプールの上で浮きにくい(バックラッシュしない)」
「ブレーキが強く効いているのに意外なほど飛距離も伸びている」
「キャスト後空中に無駄なラインが出ていないのですぐにルアーにアクションを付けられる」
という意見。
実はこれらは全てZPI開発スタッフがアルカンセに求めた要素そのものでもあります。

これを実現したのはスプールとブレーキユニットの相乗効果です。
まずスプールから紹介しましょう。

超々ジュラルミン素材を採用し、高剛性ながらもベアリング込みで11.4gという軽量スプールです。
実釣を含む強度テストを繰り返し、スプール表面はブランキング(穴あけ加工)無し、スプール軸側は軽量化のためのブランキングがされています。

ベイトリールにとってスプールの軽量化はとても重要な要素です。キャスト時の立ち上がりの良さ、後半の伸び、ブレーキが良く効く等、全ての面で軽量スプールが有利になります。
従って必要な強度を十二分に確保しつつ、いかに軽量化していくかという戦いになるのです。
アルカンセリールの心臓部であるスプールは、絶対の精度と品質管理が必要なので国内ファクトリーにて一個一個手作業で生産されています。

続いてブレーキユニットを紹介します。
ブレーキシステムはいわゆるマグネットブレーキになります。

マグネットブレーキは軽量スプールとの相性の良さ、雨などの外的要因によるブレーキ力の変化が少ない等、安定感のあるシステムです。
今回のブレーキユニットでは外部ダイヤルMAX~MINまでの間で非常に大きくブレーキユニットの位置が変わるように設計してあります。


(ダイヤルがMAXの状態)


(ダイヤルがMINの状態)

これによってブレーキ力の調整幅がとても広く、ルアーの重量や空気抵抗、アングラーのキャスト技量に合わせてベストなブレーキ設定を可能にしています。
細かくクリックが付いていて微調整が効くので、カチカチと2~3クリックずつ調整していけば強過ぎず弱過ぎずのベストなポジションが必ず見つかるでしょう。

紹介してきた軽量スプールを強力なブレーキユニットで正確に制御することによって
アルカンセ独特のスーっと糸を引くようなキャストフィールを実現しているのです。
飛んでいくルアーに引っ張られた分だけ都度速やかにラインが出ていくため、スプールから放出されるラインの量は必要最低限となります。これによって投げている安定感からは想像できないほど飛距離をしっかり稼ぎつつ、余分な糸フケが出ていないので着水直後から素早くルアーにアクションを付けられます。

これがアルカンセのキャストフィールの秘密になります。
フィールドで体感してみて下さい。