季節ごとのパターン『シーズナルパターン』とは?

皆さんこんにちは。伊藤雄大です。
日差しも強く暑い日も増えてきましたね。
四季の有る日本では、春夏秋冬さまざまなシチュエーションでのバスフィッシングが楽しめます。
今回は季節ごとのパターンいわゆる「シーズナルパターン」についての考え方を紹介したいと思います。

「シーズナルパターンによる釣り」
四季折々で変化していくバスの行動を予測し、釣果に結び付けようというアプローチですね。私は2つの要素を合わせてバスの居場所を予測しています。

1.水温、水質、日照条件等バスにとっての居心地の良さ
2.バスのエサとなるベイトの存在

この二つはどちらも大切な要素です。どちらかを満たしているスポットであればほぼ間違いなくバスは居ると考えて良いでしょう。釣りとして成立させるには二つを同時に満たしているスポットを探すのが重要で、良い釣りをするためのキーとなります。


(春の浮いている魚をスイムベイトでズドン![ロッドはアルカンセFM71MHプロト])

1と2についてもう少し踏み込んで解説します。

1.水温、水質、日照条件等バスにとっての居心地の良さ
変温動物であるバスは自らの体を効率良く維持するために、常に居心地の良いポジションに移動する習性を持っています。寒い時期にはフィールドの中で日当たりの良い少しでも暖かい水、真夏には水通しが良くシェード(影)になっている涼しい環境を好みます。

2.バスのエサとなるベイトの存在
こちらもとても大切です。バスを釣るためにはエサとなるベイトの動きを把握しなければなりません。ベイトは小魚だけではなく、ブルーギル、ザリガニ、エビ、カエル、昆虫と様々で自分の通うフィールドでそれぞれの動きを把握するのが釣果への近道になります。
全てを挙げるとキリがないので例としていくつか紹介すると
・〇月にワカサギが産卵のために接岸する
・初夏、水温〇℃を超えるとこのワンドにギルネストができる
・春、気温〇℃を超えて雨が降ると土のエリアにカエルが出てくる
といった情報をフィールドに通って掴んでいくのが重要です。


(シェードに隠れて大きめのベイトを待ち伏せするバスにシャッドテールのタダ巻きでアプローチ)

1と2が理解できたら、釣るためにこの二つを同時に満たすスポットを探していきます。
これも2つ、例のみになりますが紹介します。

[春]
・日当たりが良く水温の上がり易いワンドにバスが集まる。そこに冬眠から目覚めたザリガニが土底から出てくる。
=クロー、ホッグ系ワームのテキサスリグのズル引きで狙ってみる
[秋]
・湖全体がバスにとって適水温なのでバスが全域に散らばっている。この時期群れで回遊するアユ、クチボソ、ハスがベイトになっている。
=広い範囲を効率良く探り、小魚の群れを演出するためにスピナーベイトの速巻き

この場所でこのベイトを食べているバスを狙うからルアーはコレ!
という感じでアプローチ(どんなルアーでどんなふうに狙うか)まで自然に決まってくる感覚を持てれば最高です。
アプローチが決まれば、あとはそこから逆算してロッドのパワー、リールのギア比、ラインの太さを決めていけば良いでしょう。


(マグナムクランクにはアルカンセリールNSが相性◎)

ルアーマガジン6月号より、私の新連載「実践主義バス釣りシーズナル」も始まっています。
こちらでは2か月ごとのシーズナルパターン、細かいタックルセッティング、時期別のお助けルアー等を徹底解説しています。是非そちらも見てみて下さい。