スキッピングのコツ

皆さんこんにちは。伊藤雄大です。

最近イベント等で「スキッピングのやり方を教えてほしい」「スキッピングのやり方が分からない」という声を多く聞きます。
今回は私なりのスキッピングのコツを紹介します。



キモは3つ

【ロッドの先端が水面スレスレ&水面と平行に通るようにキャスト】
川に石を投げて水面を跳ねさせる「水切り」をやった経験のある方ならすぐにわかるかと思います。
ルアーを水面に叩きつけ過ぎると、水面にルアーが刺さってしまって上手く跳ねません。逆にすくい上げ過ぎると弾道が浮いてしまうので、これまた失敗します。
キャストの瞬間、ルアーが水面ギリギリでリリースされ着水時に水面とルアーの弾道の角度が浅ければ浅いほど上手くいきます。
サイドハンドキャストでティップが水面スレスレを通るように振ると良いでしょう。

【良く跳ねるルアーを使う】
ノーシンカーワーム、ネズミ型ルアー、フロッグ等比較的比重の軽いルアーがスキッピングし易く、覚えるには最適です。

慣れてくるとライトテキサスやラバージグ等、少し比重の重いルアーでもスキッピング可能になっていきます。

(比重の軽いルアーでチャレンジしてみよう)

【リールのセッティング】
アルカンセのマグネットブレーキのセッティングですが、慣れないうちは8∼9、慣れてきたら6∼7位に外部ダイヤルをセッティングするのがオススメ。
ラインはPEラインの3号前後をスプール一杯まで巻くと、ルアーの初速を稼ぎやすくスキッピングし易くなります。
SRVスプール搭載のアルカンセリールならバックラッシュの心配も少ないです。


この3つのキモさえ押さえてもらえば、上の動画レベルのスキッピングはすぐにマスターできると思います。立ち位置の制限されるオカッパリでは特に役立つキャストなので、チャレンジしてみて下さい。