超簡単&わずか3分&工具必要ナシ! ベイトリール基本メンテナンス講座
みなさんこんにちは、伊藤雄大です。
皆さん、ベイトリールのメンテナンスはしていますか?
ベイトリールで最も重要なのがスプールの回転性能。
今回はスプールの回転を良くする超簡単なメンテナンス方法を紹介します。
【ベアリングとは一体なに?】
リールの回転部には、回転をスムーズにするためにベアリングと呼ばれる金属製のローラーが入っています。
ベイトリールのスプールはキャスト時に高回転するため、ベアリングがいかにスムーズに働いてくれるかが命。キャストフィールや飛距離にも直結してくる部分です。
ベアリングには回転をスムーズにするためにオイルが使われていますが、繰り返しの使用や経年劣化でオイルが切れたり、ヘタったりしてくると徐々に回転が鈍ってきます。
【ベアリングにオイルを注油してみよう】
スムーズな回転を維持するために、是非やって欲しいのがベアリングへの注油です。
リール本体から工具を使ってベアリングを取り外し、洗浄してから注油するのが理想ではありますが、手間も考えるとなかなか現実的ではありません。
普段使いの簡易メンテナンスとしては追加でオイルを注油してあげるのが一般的で、ノーメンテと比較するとこれだけでも十分に回転が良くなります。
釣行頻度にもよりますが、月に一度くらいやってあげると良い状態を維持できます。
【注油するのは3か所】
アルカンセリールを例に説明します。
注油するのは
- メカニカルブレーキ部ベアリング
- スプールベアリング
- パーミングカップ部ベアリング
この三か所です。
【スプールとメカニカルキャップを外す】
パーミングカップを外し、スプールを取り出します。
巻かれているラインがスプールから出てきてしまわないように、マスキングテープやセロテープで留めておくとやり易いです。
メカニカルキャップは緩めていけば外れます。
【メインシャフトを拭く】
久しぶりのメンテだと、大体メインシャフト部分が古くなったオイルで黒く汚れているはずです。ティッシュでササっと拭いておきましょう。
これで準備はオッケーです。
【レッツ注油】
見えている3か所のベアリングに注油していきます。
ペンタイプのノズルのオイルなら簡単に作業できます。
オイルの量は2∼3適で十分。量が多すぎると不必要な箇所にオイルが染みてしまうので、気を付けてください。
注油が終わったら、あとは元に戻すだけ。これで全て完了です。
【オイルは釣りに合わせて選ぶとベスト!】
様々なオイルが市販されていますが、必ずスプールベアリング用の物を使用してください。
私は用途に応じて二種類を使用。
•F–0ナノフィネス(ZPI)
近距離主体で10g以下の軽量ルアーを多用する場面で。
ベイトフィネスリールにも○。
•F–0エクストラロングキャスト(ZPI)
ロングキャストをメインにするリールにはコレ。
ビッグベイトなど重量のあるルアーとの相性も良い。
という感じで使い分けています。
簡単なメンテナンスでも効果は抜群!
リールのポテンシャルを引き出してゲームを楽しんでください。
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