AIR EPIC 入鹿池を制す!

written by 北山睦


こんにちは、ZPIフィールドスタッフの北山睦です。

今年はJBマスターズシリーズと同時に、今年から発足した愛知県の入鹿池で開催されるJB入鹿池プロシリーズにエントリーしました。入鹿池自体、以前に2回しか行ったことが無かったのですが、お陰様でシリーズ年間チャンピオンを獲得することが出来ました。
では、その中で偏光グラスのAIR EPIC(エアエピック)がどのように役立ったのでしょうか??

6月2日から始まったこのシリーズですが、季節柄やはり第1戦は"見えるバス"を釣る事になりました。

もちろん、AIR EPICで水中を見ながら1,820g(長さは50センチジャストほど)を釣って5位スタート。

釣り方はギルロイド(イマカツ)でした。

年間獲得に向けて良いスタートが切れました!


第2戦は7月14日だったのですが、ここからは"中層勝負"になります。

このように「ライブスコープ」なる最新のテクノロジーも使いましたが、もちろんAIR EPICも大活躍。

「え?何で?」と思われるかもしれませんが、別に「提灯記事」で書いてる訳じゃあありません(笑)

ご覧の様に、入鹿池は丸っこくて広い。


そんな中でワカサギを捕食しているバスを沖のド真ん中で釣って行くのですが、いくら最新の前が見える魚探を使っているからと言って、湖中くまなくかける訳にもいきません。何せ、トーナメントは時間が限られており、だいたい朝の7:30∼13:00くらいのおよそ5時間くらいで釣らないといけないのです。
そこで効率化するために偏光レンズのAIR EPICが非常に役立ったのです。
使い方は単純。「波の立ち方が違う(弱い)場所を目で探して釣った」ということです。
釣り方はこの時はミドストでしたが、ボイルが起きるのは大抵、波が弱いもしくはベタ凪のところです。
その波のちょっとした変化を感じ取るのにAIR EPICが役立ちました。


事前練習の時に、このAIR EPICと魚探のコンボでこのようにバスを効率的に探すリズムを構築していきました。

おかげさまで第2戦はこの時は3本5,805gというハイウェイト(長さで言えば全部50アップ)で優勝!

この第2戦を終えた時点で年間首位に立ちます。


続いて8月25日の第3戦。非常に暑い日が続いてプラから厳しく、シーズンを通して最も過酷で苦しい試合となりました。
第2戦のような沖のバスもさすがに高水温で反応が悪く、ピンチに陥りましたが、何とか新しい釣り方を思いついて試したところ、

1,520g(47cmくらい)が釣れてくれて7位でクビが繋がります。年間ランキングは2位に下げましたが、「踏み止まった」という感じ。


そして最終戦…と行きたいところですが、トレーニングの意味合いを込めて最終戦前の9月8日のチャプター愛知(入鹿池で開催)にもスポット参戦してみました。
そこでもこれまで通り、水面変化をAIR EPICで確認し、そのエリアで魚探を掛けて中層勝負!

1本2,075g(50アップ)を釣って準優勝。勝ちたかったところですが、良いトレーニングになりました。


そして遂に首位と僅かなポイント差で迎えた9月29日のJB入鹿池プロシリーズの最終戦。

直前の練習日にはこのように何とか釣れるリズムを掴みました。
「勝たないと年間獲れない」という意気込みでしたが、この日も2戦目以降と同じように、AIR EPICと魚探のコンボでバスを探して中層勝負!

1本目は1,700g(50cmジャストほど)、2本目は2,600g(55cmほど)を釣って計4,335g。

第4戦は勝つ事こそできませんでしたが、何とか準優勝。正直無茶苦茶悔しい。。。勝って決めたかった。

悔しさの残る最終戦ではありましたが、逆転で年間チャンピオンを奪取!


AIR EPICのおかげで入鹿池を制することが出来ました。

やはり、一番のお気に入りはこのフレームです!

今までの偏光レンズ、しいてはメガネ全部に当たり前のようにあった"ノーズパッド"が無い。
偏光レンズを長時間かけているとほとんどの重量がノーズパッドに掛かってくるので、鼻に赤い痕が付きます。そして、頭痛の原因にもなったりします。
その点、AIR EPICは総重量が37gと軽い上にチークホルダーと呼ばれるコメカミ部分の支えで支持するので、非常に軽く感じます。

6カーブでフィット感が素晴らしく、まるで「ゴーグル」を掛けているような視界なので、非常に広い視界を確保できます。
おかげで暑い中でも長時間集中力を保持することが出来ました。

どのレンズカラーを使ったのか?ということですが、ライトグレーシルバーミラーというレンズを一番よく使いました。理由としては、3色あるレンズカラーの中で「一番明るかったから」です。
恥ずかしながら、私も45歳で老眼が入っておりまして、朝夕の暗い時間帯が非常にツライ…そんなオッサンにもA.O.Yを獲らせてくれる偏光レンズAIR EPIC、ぜひ一度掛けてその快適さを体験して欲しいなと思います!