カバー撃ちロッドの選び方

皆さんこんにちは、伊藤雄大です。

皆さんはヘビーカバー攻略にどんなロッドを使ってますか?
私はカバーを狙う際にはファイト中のラインブレイクを極力避けられるように、フロロカーボンラインの20ポンドを基本のセレクトとしています。
その20ポンドラインの使用を前提としたケースでの状況別オススメロッドを紹介していきます。


私が使うロッドは現行アルカンセロッドJW70Hと、開発中の75XHの二本です。

JW70Hを使う状況は…

  • カバーの手前をメインに狙う
  • 細かいシェイクで誘いたい
  • 木等のオーバーハングの下に潜り込んで釣りをする
  • オカッパリでヤブコギした先でのカバー撃ち

(倒れた竹の下にボートで潜り込んでアプローチ)


75XHを使う状況は…

  • カバーの最奥をメインで狙う
  • プレッシャー対策で距離をとってバスにアプローチしたい
  • ある程度周囲が開けている
  • オカッパリでヒシモ等の浮草系カバー狙い

という感じで使い分けています。
長さだけで言えば、70と75でたった5インチ、10センチちょっとの差ですが、この僅かな違いが釣りに与える影響は大きいものです。
オーバーハングの下にボートごと侵入して行くようなケースではJW70Hの取り回しの良さが光ります。

逆に周囲の開けたエリアで、少し離れたカバーを撃つ際にはロッドティップを少しでも高い位置に構えられる75XHの長さによるアドバンテージが際立ちます。

(クリアウォーターで遠目からのアプローチで食わせた53センチ)


カバー撃ちロッド選びというと、どうしてもパワーばかりに目がいってしまいがちです。そこに長さによる違いも加えて考えると、自分の釣りによりマッチしたロッドが選べるかと思います。
参考になれば幸いです。