H-1グランプリ最終戦新利根川
皆さんこんにちは。伊藤雄大です。
2019H–1グランプリ最終戦に参加してきました。
最終戦の舞台は茨城県の新利根川。試合の模様をリポートします。
ここまでの私の成績は亀山湖3位、相模湖4位、津久井湖7位と入賞を果たし、総ウエイトで競う年間ランキングもトップと810g差の3位で最終戦を迎えました。
一匹の釣果でも逆転可能な好位置に着けていたので、逆転総合優勝を目指して臨みました。
会場となった新利根川のフィールドコンディションは過去最悪と呼べる状況。
秋に連続して日本を襲った台風の影響で水質が著しく悪化し、バスを含めた魚達が激減。
松屋ボートスタッフの皆さんも「過去10年以上無いタフコンディション」と口を揃えるほどでした。
そんな状況の中、私が立てたプランは「スノヤワラ∼妙義水道での回遊バス狙い」。
競技エリア内で最も霞ヶ浦本湖寄りのエリアで粘り、本湖から回遊してきたバスを狙うプランです。
このパターンはバスのアベレージサイズが良く、釣れればキロアップだったのでこれで逆転を狙うことにしました。
結果としては115名の参加者でバスを釣ってこれたのはたった6名という過去のH–1グランプリでも例を見ない低ウエイン率となってしまいました。
私も手を変え品を変え、競技時間目一杯までキャストを続けましたが、無念のノーフィッシュ。
この試合の優勝はチームZPIのメンバーでもある、琵琶湖サトシン塾のサトシンさん。
スノヤワラエリアのマンメイドストラクチャー狙いを徹底し、クランクベイトで参加者中唯一の2匹をキャッチしてぶっちぎりの優勝でした。
おめでとうございます!
試合の表彰後、年間ランキングの表彰もありました。
最終戦のノーフィッシュにより順位を落としてしまうと思っていましたが、ランキングの近い選手達も軒並み苦戦を強いられたようで、5戦目までの順位をキープしたままフィニッシュ。
参加初年度となった2019H–1グランプリは年間総合3位で終了。
総合優勝を目指していたので悔しい結果となりました。
と同時にハイレベルなメンバーの集うこの大会でこれだけの成績を残せた事を誇りに思います。
今回は空前のタフコンディションとなってしまった新利根川ですが、本来は関東屈指の数釣りが楽しめるフィールドです。おそらく春頃にはすっかり回復して我々を楽しませてくれると思います。
最後になりましたが、一年間応援下さった皆様、関係者の皆様ありがとうございました。