H-1グランプリ相模湖 表彰台獲得!∼試合当日編∼

皆さんこんにちは。伊藤雄大です。

H–1グランプリに参加してきました。
今回の会場は神奈川県の相模湖。
入念にプラを重ね、いよいよ試合当日を迎えました。

参加者は161名と今回も大盛況。

H–1グランプリと相模湖の人気の高さがうかがえます。

(スタート前のボート集合は圧巻の景色)


朝6:00にスタートし、下流へとボートを進めます。
まずはワンドに入ってみましたが、この時点ではバスの魚影無し。
やはり昼前の光量の上がったタイミングで魚が差してくるようです。
次に向かったのは勝瀬橋下流の岬。このエリアはワカサギの群れが多かったので気になっていたエリア。
久しぶりに使うスピニングタックルで小型のシャッドプラグを投げるといきなりのバイト!かなりの引きでビッグフィッシュを予感しましたが、上がってきたのはまさかのニゴイ…(笑)周りの選手もニゴイを連発していますが、バスの姿はなかなか見られません。


陽が少し上がってきたタイミングで、プラで最も手応えのあったハネモノによるカバー撃ちにシフト。
勝瀬橋上流の岸際を流していきます。
狙うのはオーバーハングが作り出すシェードの最奥。
トリプルフックのついたプラグでのカバー撃ちはキャスト精度が命。
アルカンセFM66M&アルカンセXSレフトのコンビで攻めていきます。
今回は本当にアルカンセロッド&リールの最大の特長である「投げやすさ」に助けられた試合となりました。
しばらく流していくとカバー際で待望のバイトがあり推定700gのナイスサイズをキャッチ。

続けて釣っていきたいところですが、腕利きの選手達によるフィッシングプレッシャー&強まる風の影響でなかなかバイトを得られません。
帰着まで2時間となったタイミングで勝負を賭けてワンドへ移動。
朝一ジンクリアだったワンド内も強風によって少しだけ濁りが入っていました。
チャンスを予感しワンドの奥に進むとプラで掴んでいた通り、ベイトの群れとバスが差していました。いざ勝負です。

ワンド最奥の一級ポイントは他選手が攻めていたので、その少し手前にボートを止め魚の回遊を待ちます。
しばらく待つと最奥でボイルが発生し、そのまま数匹のバスが私がキャストできる位置に回遊してきました。
捕食スイッチが入り易い岬に差し掛かった瞬間に岸ギリギリにキャスト。
デッドスローでハネモノを巻いてくると群れの中の一匹がゆっくりと追ってきて、リアフックをチュボっと吸い込みました。今回ハネモノ専用セッティングとしてリールにXSを選んでいたのも功を奏し、フッキング成功。慎重にファイトしてキロオーバーをキャッチしました。


帰着時間が刻一刻と迫る中、リミットメイクまであと一匹。
私も含め、他選手もバスをキャッチしたプレッシャーによりバスが沈んでしまい、ワンド内のボイルも沈静化。
検量会場までの岸際を釣りながら戻るか、もう一度バスが差して来るのを信じて時間一杯までワンドで粘るか悩みましたが、後者を選択。
すると最後の最後に数匹のバスが回遊してきました。風で吹き寄せられた落ち葉の下で小さなボイルが発生した瞬間にギリギリにキャスト。落ち葉の下からヌ~っとバスが出てきてバイト。フッキングに成功し、FM66Mがバットまで綺麗な弧を描きます。
無我夢中でファイトして何とかキャッチ成功!ランディングの瞬間、思わず雄叫びを上げてしまいました(笑)。

推定1,500gのキッカーフィッシュをライブウエルに納め、検量場所に急ぎます。

(健康的な相模湖バス。重い!)


無事帰着し、検量してもらうと3本合計で3,400gの好ウエイト。
4位となり、先日のH–1グランプリ亀山湖に続き2度目の表彰台を獲得出来ました!
年間総合ランキングも5位に浮上。残り2試合もしっかり練習して、少しでもランキングを上げられるように頑張りたいと思います。

参加選手の皆様、関係者各位ありがとうございました。

(牛久沼での0申告の無念が晴れた表彰台)


タックルデータ
ロッド アルカンセFM66M
リール アルカンセXSレフト
ライン フロロ12ポンド