ベストセッティング紹介2 ~FM-66M編~

皆さんこんにちは、伊藤雄大です。

アルカンセロッドの既存6アイテムの私なりのベストセッティングを紹介します。
タックルはセッティングが命。リールやラインの違いで快適さが断然変わってくるので参考になれば幸いです。


今回紹介するのはファーストムービングシリーズのFM–66M

スピナーベイトやバズベイトといったいわゆるワイヤーベイトと相性抜群の一本です。


まずはロッドのスペックから見ていきましょう。
レングス:6フィート6インチ
パワー:ミディアム
テーパー:レギュラー
ミディアムパワーなので、前回紹介したV–610Mと表記上のパワーレンジは同じになります。

二本の違いとしては、V–610Mがティップのしなやかさを感じるデザインなのに対し、FM–66Mはティップに張りがあり、ロッド全体でパワーを発揮するデザインとなっています。この違いが巻き物系ルアーを使う際の使い心地に大きな影響を与えます。
FM–66Mはフッとルアーの重さが消えるようなバイトに対して、鋭いカウンターフッキングを決めていくのを重要視しています。
バスを掛けてからはミディアムらしくキッチリ曲がってくれるので、ファイト中のバラシが極端に少ないのもこのロッドの特長です。


相性の良いルアーは先に挙げたようにシングルフックのワイヤーベイト全般。

  • 3/8∼5/8ozスピナーベイト
  • ∼1/2ozバズベイト
  • ∼1/2ozチャターベイト

あたりはこのロッドの独壇場。

(釣りビジョンロケでのスピナベフィッシュ)


ティップの張りによってジャーク等の細かいルアー操作もしやすいので、110∼130ミリのジャークベイトや、コンパクトフロッグの釣り(PEライン使用)にも多用しています。

(ジャークベイトも相性◎)


基本的にはアップテンポの釣りが得意なモデルなので、4月∼11月のハイシーズンに特に出番が多くなりますね。

リールとラインは用途によって使い分けられると◎。

と組み合わせるとベストパフォーマンスを発揮してくれます。

ワイヤーベイトに欠かせないFM–66Mのセッティング紹介でした。