カバー撃ちロッドの使い分け『その3』 ジグワーム JW70H 編

皆さんこんにちは。伊藤雄大です。
カバー撃ちに適したロッドということで今回はアルカンセジグワームJW70Hを紹介します。


前回前々回とカバー撃ちロッドの使い分けを紹介してきましたが今回が最後になります。最後に紹介するのは現状のアルカンセシリーズでは最強のパワーを誇るJW70Hです。

H=ヘビーのアクションが示す通りブランクス全体にパワーが漲る調子になっています。
ファーストテーパーでティップが柔らかめのJW69MHSTV72MHとは異なり、ティップまでビシッと硬い仕上がりなのでややこしいハードカバーの中でも重量のあるリグを思い通りにコントロール可能です。

(ヘビーカバー攻略には欠かせないJW70H)


近距離のピッチングを重要視して短めのグリップで取り回しの良さを確保。
これにより長時間正確にカバーを撃ち続けられます。
20ポンドフロロカーボンラインの使用をメインにセッティングし、やや大きめのガイドを採用してラインの抜けを確保しています。
カバー撃ちで得意な場面はヘビーカバー攻略。
立木、ウッドチップ、竹、ごちゃごちゃしたツタ等、通常のロッドでは躊躇してしまう難攻不落のヘビーカバーが得意なステージです。

(立木はビッグバスポイント)

(倒木も見逃せない。幹にラインがまたぐ場面ではロッドのパワーが問われる)


カバー周りでの下記オススメリグを試してみてください。

(カバーの最奥にビッグバスが潜む)

  • 10∼21gテキサス
  • 10∼21gリーダーレスダウンショット
  • 14∼21gラバージグ
  • 5インチクラスギル型ワームノーシンカーやテキサス

JW70Hはヘビー級リグとの相性が抜群です。太軸の♯5/0相当のフックでもしっかりとフッキングして、カバー最奥からビッグバスを寄せることができます。
ラインは使用用途から考えると20ポンドフロロカーボンの一択で間違いないでしょう。
誰もが攻めきれないカバーをしっかり撃ち切ってビッグバスと出会って下さい。