伊藤雄大が語る 『ALCANCE JW69MHST』

— ALCANCE JW69MHSTについて —
このロッドは最初の6本の中では最もクセがあるというか、個性的な一本です。
ロッド全体はシャキッとしていますが、ティップはあえてダルさを残してありますね。
ソリッド部も決して柔らかい訳ではないですが、反発がゆっくりなのでそう感じます。
この反発の弱いティップはやっぱりバスにも違和感を与えないみたいで、コンディションの良いフィールドだと本当にワームを離さない。
シビアなフィールドでも、フッキングに必要な「間」を稼いでくれる感覚があります。

喰い込みの良さというメリット以外にもう一つソリッドティップの利点と私が感じているのが、ウィードやアシのような柔らかいカバーとの相性の良さ。
カバーにワームがまとわりつくように繊細に操作しやすく、生き物っぽさを演出できるから間違いなくバイトが増えます。
ライトテキサス、ヘビダン、リーダーレスダウンショット、カバーネコ、ノーシンカー、フリーリグ、フットボールと幅広いワーム系リグに対応できる守備範囲の広さも魅力です。
タフコンディション時にはなくてはならないロッドです。
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